いろはにほへど いつかちりぬるを
さまようことさえ ゆるせなかった

さきほこるはなは いつか
おしえてくれた いきるだけでは つみと
はなれられない はなせはしないと
いだくおもいは こころをおどらせるばかり

いろはにほへど いつかちりぬるを
さまようひまは ないけれど あとずさり
あまえるかよわさと あまえられぬよわさで
あくむがやさしく わたしをもてあそぶ

よわさしるあなたは いま
ゆるしてくれた もとめるものの よくを
けなげにさいた せつなのうつくしさ
それをしるには おそすぎたのかもしれない

いろはにほへど いつかちりぬるを
あなたのすべてに おさなくゆだねたい
ゆるせぬやさしさと ゆるぐどくせんよくは
はかりにかけれぬ わがままなあい

いろはにほへど すべてちりぬるを
みじかききおくに こぼれるおもい
かれゆくいのちよ はかなくつよくあれ
むじひでやさしい ときのように

Composição: