数えきれないほど
繰り返した戦いの日々の中
思い出す

楽しいことだけ
自分だけの場所
アシストはいらない
それでよかったのに

未発見のバグが
書き換えたグラフィック
走り出すこの鼓動が
間違いとしても構わない

どうして
伝えたい気持ちだけが
この手をすり抜けるの
揺れる火花のような
この時間だけは
離さない抱きしめるよ

もっと高く
遠い場所へ
連れていくから

神様がまだ
そばにいた頃
夏に名前が
ついてなかった頃
掌の中閉じ込めた

いつからそれが
見えなくなったの
気づかないふり
ばかり上手くなって
ガラス越し広がる空
その青さ

そして
未完成のバグが
書き換えてく心は
いつの間にか
君を探してる
未発見のルートを辿って

走り出すこの鼓動が
新しい夏へ
飛び込む

数えきれないほど何度も
繰り返してきた戦いと
きっと少しだけ幼すぎた
あの日のルールに手を振った

交差点に続く自転車道
知らない街へと続いてる
大きく息を吸い込んで
溶けてく
あの青の中へ

どうして
さよならの後初めて
素直になれるんだろう
揺れる火花のような
この時間だけは
離さない抱きしめるよ

もっと高く
遠い場所へ
連れていくから

Composição: Yoshimasa Terui