みあげればほしがおち
あけぬそらしんえんの
くろにそめられなげくこえ
みみをふさいでもひびくおと

とじこもるひかりたち
くろいまちさまよい
ひとみのなかにやどるいろ
おにきすのように
しっこくをまどう

すそをひるがえし
おどれまいおどれ
ねつにうかされた
たらんてらよ

きしむかわぐつは
あしをむしばんで
はいずるとこやみへ
こぼれきえる

すそをひるがえし
はしれかけあがれ
とぐろまく くろの
らせんかいだん

のぼれどのぼれど
やみははてなく
それでもやまない
ついぼのきおく

くらがりに おちたひと
とこよのまち たたずむ
いにしえのもの かてをもとめ
いきたえるもの ゆめをみる

とざされたひかりたち
あてどなくさまよい
さがしたはずのあのひとは
おにきすのような
しっこくのつめ

かかとをならして
おどれまいおどれ
こころのつぶれた
たらんてらよ

きざむおしおとは
おもいむしばんで
はいずるとこやみへ
つれさってく

かかとをならして
はしれかけあがれ
とぐろまくくろの
らせんかいだん

のぼれどのぼれど
すがたはきえゆく
それでもやまぬは
ついぼのきおく

すそをひるがえし
おどれまいおどれ
あいにうかされた
たらんてらよ

もとめもとめても
こころむしばんで
はいずるとこやみへ
くずれきえる

すそをひるがえし
はしれかけあがれ
とぐろまくくろの
らせんかいだん

そこにまつものは
りんねのしはいか
それでもやまない
ついぼのきおく

ひかりをもとめて
ただかけぬける やみよを

Composição: