なにかにみちびかれ
もりのなきをあるいていた
おそないぼくはふしぎにも
ただひきよせられるままに

ふるいこやについた
ぼくはほこりにまみれた
よこたわるピエロにきをひかれる

にんぎょうはかなしそうな
でもうれしそうなかおして
やしきにつれてってと
なみだをうかべぼくにだかれて

かいだんをのぼりぬけ
ひかりをはなちかれをまつ
しょうじょのにんぎょうとたがいにみつめあう

きれいなよるだから
かなしいよるだから
やさしくわらって
みまもってあげる
さびしいよるだから
さいごのよるだから
これからもふたりを
はなしたりはしないから

つきのひかりはかれらを
おどるかれらをうつしだし
かげにおどるすがたは
うまれかわるまえのままに

みつめあうふたりはさいごのよるとつぶやいて
このよるがあけるまで
あついおもいでおどる

きれいなよるだから
かなしいよるだから
なかずにわらって
みまもってあげる
さびしいよるだから
さいごのよるだから
これからもふたりを
みまもってあげる

きれいなよるだから

きれいなよるだから
かなしいよるだから
やさしくわらって
みまもってあげる
さびしいよるだから
さいごのよるだから
これからもふたりを
はなしたりはしないから

わすれたりはしないから

ふたりをわすれはしないから

Composição: Gackt C / Kozi