ただようなみによりそうはなは
あまりにももろくちりせく
うたかたのりょうらんものがたり

たそがれのよいつきにべにそめのげっかがさき
いのちのとうろうともし
はがねのからだにちかいをはおって
べにさすはなをまもりたまう
かれてなお

がらすのびんにとらわれさいた
いちりんのせいせんなかこをつゆにとかして
みそぎのみつにさそわれしちょうの
えがくはかなきざんこくな
はくちゅうのゆめみものがたり

かりそめのいにしえのうつくしくさんげにきゆ
きつくしめあげたおび
れーすにしのぶばすけついのししゅうは
はばたきなげくえらびたまう
てんかちか

いびつなけんにみされいきた
あれくるうたましいのねつでてんをこがして
きよめのほのおはおきざりしきょうの
ついおくをきょしょくでいろどる
まやかしのけんらんものがたり

きんだんのはなをておるのならば
どうぞ(どうか)ずっと(ずっと
ちるまでそばにいて

がらすのびんにとらわれさいた
いちりんのせいせんなかこをつゆにとかして
みそぎのみつにさそわれしちょうの
えがくはかなきざんこくな
はくちゅうのゆめみものがたり

Composição: