人が紡ぎ上げたかけらたちを窓の外から眺め続けた
ドアを作ることもできなかった
それは幼い僕のプライド

隠し事をしてました 傷つくのが嫌でした
やっと気づいた 僕だけのお城は余りに空虚で満ちていました

ある日現れたあなたは僕が望む全てを持ってた
僕が押し上げたレンガを容易く飛び越え触れ気づいた

悲しいくらい冷たいね ずっと寂しかったんだね
怯えて離れて飾って囃って
焦って乱れて傷つけ逃げ出した

人が紡ぎ上げたかけらたちが折り重なるのを嘆いていた
孤独に作り上げた僕の城
ドアを閉ざした僕のプライド

隠し事をしてました 失うのが嫌でした
やっと現れたお城の住人
初めての愛に戸惑いました

同情なんかは要らないよ お前には勝ってたまるかよ
握って噛んで零して暴れて
それでもあなたは拾ってつかんでた

生きかう群衆の愛を見つめ一番大切を叫び続けた
孤独になれ親しんだこの身が
日溜まりで溶けるのを許さない

隠し事をしてました それが愛と知っていました
そっと消えていった城の住人
恐れた感情が込み上げました

隠し事をしてました 永遠の愛を望みました
与えられたのは永遠だけ
初めて人のために食えました

扉を開いて
ついて握って笑って摘みで
愛せばよかったなぁ

与えられた温もりの影が
僕の孤独の城を許さない
自分で枷をはめたこの体

永遠に僕の終わりを許さない

生きかう群衆に愛をまいて
永遠に涙を紡ぎ続けて
またあなたに会えるその日まで
何千年先も待ち続ける

Composição: Spectacle-P