Hitori sakaba de

Mori Shinichi

ひとりさかばで

ひろいとうきょうにただひとり
ないているよなよるがくる
りょてでつつむぐらすにも
うかぶいとしおもかげよ
よるのぎんざでのむさけは
なぜかみにしむむねにしむ

うっそでおわたこい なんか
すててわすれてしまいたい
おとこのいじもおもいでも
ながせむじょのねおんがわ
よるのぎんざでのむさけは
なぜかみにしむむねにしむ

くらいとうきょうのさかばでも
ゆめがあるからよいにくる
こんやはとてもさびしいと
そっとあのこがいっていた
よるのぎんざでのむさけは
なぜかみにしむむねにしむ