悲しみの色を教えているような
静かな夜空に
気付かぬとしたら
気付かせてほしい
知るべきすべてを
遠くに見える拭えぬ涙
守りきれない言葉が響く
世界が終わるなら
その時にはわかるだろうか
答えを知らぬままひとつ胸を閉じた
悲しみの音が聞こえないような
刹那しい世界が
向き合うことを遠ざけるなら
少し拒める穏やかな日々
すべてを貫いて
強くあろう心乱さず
最後の願いさえ叶えられぬ夜に
夜空に預けては
閉じたままの心の川は
誰にも知られずに静かに輝いて
世界が終わるなら
その時には言えるだろうか
溢れる思い出をなぞるように告げよう
瞳が重なってひとつ胸に咲いた
Composição: Ryotaru Okiayu Kuchiki Byakuya